『医者は研修医のうちに結婚した方がいい』
医師や医学生であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私が考える医師の結婚のベストなタイミングはズバリ【研修医2年目】です!
「えーもう間に合わないよ。。」そう思われた先生方もご安心ください。
本記事では医学生、研修医、専攻医以上それぞれについて、結婚のメリット・デメリットを紹介していきます。
これを読めばご自身のキャリアに合わせた結婚のタイミングの最適解を見つけることができるでしょう。
お相手のいない先生方向けにも記事を書く予定ですのでぜひそちらもご覧ください。
学生結婚のメリットとデメリット
学生結婚のメリットはなんと言っても時間的な余裕があることです。
医師の先生方は肌で感じておられると思いますが、医師になると残業に加え当直や日直などもあるため、結婚式の打ち合わせに何度も出かけたり結婚式休暇を取ることさえ難しい場合もあると思います。
しかし医学生であれば授業や実習はあれど遊んだり旅行に行くなど時間的な余裕があるため、結婚式の打ち合わせの時間や結婚式休暇も取りやすい上、時間があるからこそ結婚式の時期も「6月の大安の日曜日」など自分たちの好きな日程で挙げやすくなります。
また医学生には勤務先のしがらみもありません。
病院で勤務すると教授や上級医の予定に合わせて結婚式の日程を組み、座席表も上司に気を遣わなければなりません。
しかし学生であれば上司はいないので気を使う必要もありません。
一方で学生結婚のデメリットはお金がないことです。
もし親御さんが開業医などでお金の余裕があるご家庭は親からの援助が期待できるでしょう。
しかし親からの援助がない状態だと一般的に300万円以上の結婚式費用を負担することは難しいです。
研修医での結婚のメリットとデメリット
研修医での結婚のメリットは医局のしがらみがないことです。
3年目で大学病院の医局に所属すると、会社に入社するのと同じようなことなので教授(社長)や上級医(上司)を中心とした結婚式を組み立てなければなりません。
研修医は初期研修の2年間働く、いわば契約社員のような形になるので、上級医のことは特に気にせず結婚式の予定を考えることができます。
その中でも私が特に『研修医2年目』での結婚をおすすめする理由は、研修医1年目は新しい環境で医師として初めて仕事を行うことになるので、仕事のことで精一杯になってしまい結婚式の打ち合わせまで気を回す余裕がないからです。
2年目になれば仕事にも慣れてきて気持ち的にも体力的にも余裕が出てくるので、結婚式の準備にもしっかり向き合うことができます。
また、2年目ともなると仕事の勝手もわかってくるので、有給も使いやすくなりますし、2年目の最後の方は皆有給を消化しようとするので、罪悪感なく休みを取れると思います。
研修医での結婚のデメリットは専攻医以降と比べると資金面で不足することです。
働き始めたばかりなので貯金がないことが多く、結婚式費用を捻出することに苦労する先生方もいらっしゃいます。ただ、学生結婚と比べると収入がある分デメリットはそれほど大きくありません。
結婚式は挙げたいけどお金と時間がないという方はこちらをご覧ください。
専攻医以降での結婚のメリットとデメリット
専攻医以降での結婚のメリットはお金があることです。
先ほども述べましたが、結婚式には300万円以上、こだわる方は500万円以上の費用がかかってくるので、しっかりとした収入のある専攻医以上だと資金面を気にすることなく細部にまでこだわった結婚式を挙げることができます。
また、専攻医以上となると自分のキャリアについてある程度の見通しが立ってきた頃なので、結婚と合わせて将来設計も立てやすいというメリットがあります。
専攻医以降での結婚のデメリットは医局のしがらみが強く、休みも取りづらいことです。
研修医のパートでもお話しましたが、医局に入局すると教授や上級医の予定を確認したり、医局によっては結婚式に出てもらう教授に100万円単位のお金を渡さなければならないこともあるそうです。
また3年目以降は一人前の医師として責任も大きくなりとても忙しい毎日となるため、学生、研修医と比較して時間的な余裕がなくなります。
自分がいないと病棟が回らないこともあり、休みも取りづらいです。
今回は医師の結婚におけるベストなタイミングと学生、研修医、専攻医それぞれの結婚のメリット・デメリットをご紹介してきました。
専攻医以上の先生方でご結婚を考えておられる方で医局のことを気にされている方も多いと思います。そんな方向けにおすすめの結婚式場もご紹介予定なのでぜひ参考にしてみてください。