社会人が医学部合格するために必要な勉強時間(実体験あり)

医学部受験
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医学生プランナーあらいぐま

元ブライダルプランナー、結婚相談所職員として多くの方々の恋愛・結婚をお手伝いしてきました。
その後医療業界に進出。現在は医学生をしながら恋愛・結婚に悩める方のお手伝いをしております。
医学生に役立つ知識や恋愛・結婚について発信しております。

社会人で医学部合格を目指している人の多くが抱える悩み

仕事と受験勉強の両立が難しく、まとまった勉強時間を確保できない

平日仕事のある日は朝1時間と夜2時間、休日に1日10時間

合計で週に35時間勉強できれば上出来ではないでしょうか。

しかし実際には残業や職場の飲み会、家族との時間があるため週に10時間ほどしか勉強できない方もいるでしょう。

仕事を辞めて勉強に集中すべきか?

収入がなくなってしまうと生活が困窮するし合格できる保証もない。

合格できなければ無職になってしまうという恐怖もあると思います。

そこで今回は悩める受験生向けに、どれくらいの勉強時間を確保できれば社会人が医学部に合格できるのかをお伝えします

ネットの合格体験記や、私の周りの合格者にインタビューして大まかな時間を算出しております。

合格に必要な勉強時間

再受験

一般的に医学部合格のための必要勉強時間は約5000時間と言われています。

これは高校3年間での総勉強時間であり、おおよそ高校1年生で週20時間、2年生で週30時間、3年生で週40時間となります。

一方で、再受験生は一度受験を経験している人が多いので、勉強時間は少なくなる傾向があります。

合格者の体験記を見てみると、再受験生は2000~5000時間程度で合格しています

https://医学部再受験.net/taisaku/study-method.php#:~:

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再受験の場合はブランクの程度や理系・文系の差によってかなりのばらつきが出てきます。

編入

受験生の背景によって大きく変わってきます。

薬剤師など医療職:約500~1500時間

研究職など理系職:約1000~2500時間

営業職など文系職:約2000~4000時間

早い人は半年から1年以内、遅い人で3〜5年程度をかけて合格しています。

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私の実体験

私は4年制の理系大学を卒業し、文系企業に就職して営業をしておりました。

社会人として1年働いたところで医学部受験を決意しました。

再受験と編入どちらを受験するか当時はめちゃくちゃ悩みました。

医学部の友人に相談したり、予備校に足を運んで直接話を聞いたりしました。

結局私は編入を受験することに決めたのですが、理由は以下の通りです。

・大学受験からのブランクがあり、現行の共通1次試験を知らない世代であるため、1から勉強するのは時間がかかると思った。

・編入であれば大学時代に勉強した生物の知識が役立ちそうだと思った。

・再受験ではライバルとなるのが現役高校生や浪人生なので、確保できる勉強時間で絶対に勝てないと思った。

・編入だとライバルは同じ社会人がほとんどなので、勉強時間で不利になることはないと思った。

・再受験では5教科7科目の勉強をしなければならないが、編入では「生命科学」と「英語」だけで良い大学もあるので、楽だと思った。

・医学部学士編入専門予備校で話を聞いた時に、東大卒でなくても合格者は多いこと、実質倍率は2~3倍であることがわかった。

受験を決意したのがX年4月、その後半年は仕事を続けながら勉強しました。

その間の勉強時間は週5~10時間でした。

やはり仕事を続けながらだと勉強に集中できないということで、X年9月に退職し、そこからは勉強1本にしました。

勉強1本にしてからは1日8~10時間の勉強をコンスタントにこなしました。

X+1年7月に受験した大学から同年12月に補欠合格の連絡が来ます。

最終的には13校受験して3校から合格をもらえることができました。

合格までのトータルの勉強時間は約2700時間でした。

受験遍歴を年表にまとめます。

X-2年 4月文系企業入社
X-1年 4月医学部受験を決意
X-1年 9月退職して受験勉強に専念
X年 12月補欠合格(同年7月に受験)
X+1年 4月医学部医学科学士編入学