皆さんこんにちは。
コロナも落ち着いてきて、延期していた結婚式を挙げたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし知識なしに式場選びを行うと、知らぬ間に「ぼったくられる」可能性があります。
そこで今回は、ぼったくられない結婚式場選びのポイントを解説します。
こんな人におすすめ
これから結婚式場選びを行う人
どのように式場を選べばいいか分からない人
コスパの良い式場の見分け方を知りたい人
ぼったくられたくない人
ぼったくられやすい結婚式場の特徴
一貫性と分業制
「一貫性」「分業制」とはウエディングプランナーの業務体系のことです。
一貫性とは、契約前から結婚式当日まで一貫して1人のプランナーが担当することを指します。
分業制とは、契約前と契約後で別のプランナーが担当することを指します。
営業担当と打ち合わせ担当が別の人になるということです。
ぼったくられやすいのはズバリ後者の「分業制」です。
なぜなら、分業制では営業担当が作成した見積もりを無視してプランナーがオプション提案をしてくることがあるのです。
ですから、契約前の見積もりとはかけ離れた高額の代金を要求されてしまうのです。
「一貫性」か「分業制」かは式場によって異なるのでチェックしておいてください。
分業制の式場でも対策は可能なので後ほど解説します。
見積もりが適当
よくあるのが、式場の説明は丁寧だけど見積もりが適当というパターンです。
「オーソドックスなオプションだけ入れて見積もり作ってみますね」と言われたら要注意です。
営業は「まだオプションもどれが必要か分かりませんよね。後から変更できるので一般的なものを作っておきます。」と言ってきます。
確かに式場選びに必死でオプションは後から考えればいいと思うかもしれません。
しかしそれではダメです。
オプションも含めて式場を選ぶと考えてください。
式場によってオプション内容や金額が異なるので、そこも比較する必要があります。
ですから、見積もり作成の際は
「オプションについても詳しく説明してください」
とお願いしてください。
これに対して難色を示すようであればぼったくり式場の可能性が高いです。
営業が強引
営業が強引とは、当日契約を迫ってきたり、引き留めようとして帰してくれないということです。
実際に「契約してもらうまで帰すな」というスタンスの式場まであります。
こういう式場はノルマが厳しいので、オプションも強引に追加を迫ってきます。
また、こういう式場は競合他社を悪く言う傾向があるので印象も良くありません。
強引な営業をされたときは、何かと理由をつけて早めに退散することをおすすめします。
ぼったくられない対策
相見積もりを取る
相見積もりとは、競合他社複数の見積もりを取って比較検討することです。
これを行うことで見積もりの相場を知ることができ、ぼったくりを防げます。
また、値下げ交渉の材料として使用することもできます。
営業によっては「今決めないと希望の日程が埋まってしまうかもしれません」と言って決定を急がせることがあります。
その可能性もゼロではないので、「絶対にここで挙げたい」という気持ちがあるのなら契約しても良いでしょう。
ただ、他にも良い式場はたくさんあります。
迷うくらいなら他も検討した上で納得して契約することをおすすめします。
契約前の段階で最高価格の見積もりを作ってもらう
最初の見積もり価格と最終の価格は大体乖離します。
2倍以上金額が上がるという人も稀ではありません。
そのため最初の見積もりを元に資産繰りをしていると大変なことになってしまいます。
対策として、最初の見積もりの段階から最高価格の金額で作ってもらいましょう。
そうすれば最大でかかる金額を把握した上での資金繰りが可能となります。
おすすめは一般的な見積もりと最高金額の見積もりの2種類作ってもらうと良いです。
オプション説明を丁寧にしてもらう
契約前にオプション説明が適当だと、後からあれもこれもとなり、金額がどんどん高額となります。
オプション説明をしっかりしてもらった上で見積もりを作成しておけば、最初の見積もりからの誤差は少なく済みます。
オプションには種類が様々あって金額をあげようと思えばいくらでも可能です。
できればオプション一覧が載っている冊子を持ち帰ることができるか聞いてみましょう。
無理だとしても写真を撮らせてもらうとか、メモしながら話を聞くなどを心がけてください。
ドレスや持ち込み料の確認
ドレスにこだわりのある新婦様はドレスの持ち込み料にも注意が必要です。
多くの式場ではドレスの持ち込みに持ち込み料がかかります。
また、そもそもドレスの選択に縛りのある式場もあります。
つまり持ち込み禁止で、その式場と契約しているブランドのドレスしか着ることができないということです。
また、カメラマンに関しても知り合いに頼みたい方は注意してください。
これもドレスと同様、持ち込み料があったり持ち込み禁止の式場があります。
契約後にこれらが判明するとぼったくりだと感じてしまうので、契約前に確認しておきましょう。
分業制対策
先ほど分業制だと担当者が変わるからぼったくられやすいという話をしました。
では、その対策をお伝えします。
それは、担当者を変えないでほしいとお願いしてみることです。
多くは営業専門、打ち合わせ専門と分かれているので難しいと思います。
ただ、ベテラン営業だと打ち合わせまで一貫してやってくれることもあります。
また、このお願いをしておくことで担当が変わっても営業が引き続き気にかけてくれます。
高額なオプションを迫られたら営業にそのことを伝えれば打ち合わせ担当に計らってくれるかもしれません。
㊙︎ゼクシィの使い方
最後にゼクシィの効果的な使い方についてお伝えします。
セクシィはたくさんの式場がコンパクトに掲載されているので比較がしやすいです。
ただ、雑誌で見ただけでは式場の雰囲気はもちろん、金額も当てにはなりません。
そこで無料の相談カウンターを利用することをお勧めします。
相談カウンター経由で契約するとお得な特典がついてくることもあります。
また、最近では『ハナユメ』といったネット版ゼクシィのようなサービスも出てきています。
そちらもお勧めなのでぜひ見てみてください。
結婚式の予備知識を入れることは自分を守ことにもつながるので、見学前にぜひ色々調べてみてください。