みなさんこんにちは。
初期研修でブランド病院に行くためにはCBT9割以上が必須です。
そこで今回は臨床実習開始前に行われるCBTについて書いていきます。
CBTの合格はポリクリに進むための絶対条件ですが、大学の授業でCBT対策を行ってくれることはほとんどありません。
むしろCBTを無視して授業がみっちり入ってきます。
よって皆さんは独学でCBT対策をしなければなりません。
そこで今回はCBTで9割以上を取るための勉強法をお伝えします。
CBTはなぜ大事なのか
都会の人気病院ではCBTの得点が足切りとして利用される。
都会の人気病院では、希望者が殺到するので足切りとしてCBTを利用する場合があります。
当然ですが彼(彼女)らは優秀であることが多いので、CBTの点数も軒並み高いです。
人気病院でも人柄重視で面接のみのこともありますが、CBTで高得点のことはプラスでしかありません。
CBT不合格だとポリクリに進めない
普段の授業でいくら成績が良かったとしても、CBTで不合格だとポリクリに進むことができません。
これはご存知の方も多いと思いますが、2023年からCBTが公的な試験となりました。
2022年以前は各大学に裁量が委ねられていたので温情をかけてもらうことができました。
しかし現在では合格ラインも厳密に定められ、不合格者は容赦なく留年となります。
人気病院にマッチングするために必要なCBTの得点は?
では、人気病院の足切りに耐えうるCBTの得点は幾つなのでしょうか?
いわゆるブランド病院では90%がボーダーだと言われています。
(めちゃくちゃ高い!)
足切りはなくても、履歴書と一緒にCBTの得点を提出する病院があります。
この場合は90%とは言わないですが、80%を超えることを目標としましょう。
病院側も採用した人が国家試験に不合格となることが心配なのです。
CBTの勉強を開始する時期は?
では、CBT90%を目指すにはいつから勉強する必要があるのでしょうか?
ここでは2パターン紹介します。
普段から勉強している学生
普段から勉強している人はCBTの基礎知識はすでに身についております。
CBT前1~2ヶ月の勉強でも90%以上取れるでしょう。
実際に各大学CBT得点上位10%の多くが普段のテストでも得点上位者です。
普段のテストは一夜漬けで乗り切っている学生
一夜漬けで乗り越えられるあなたは勉強効率が良いともいえます。
ただ、CBTは定期試験と異なり出題範囲が広いので、早めから対策する必要があります。
おすすめの勉強開始時期は3年生の春休みです。
(CBTが4年生の秋に実施される場合)
なぜなら、春休みは授業がないので、まとまった時間CBTの勉強ができます。
この春休みを利用して今までの総復習を行いましょう。
次章では具体的な勉強方法についてお伝えします。
CBTを勉強するためのおすすめ教材は?
私のおすすめはQAssistです。
なぜならクエスチョン・バンク(QB)にてCBTの問題演習を行うことができるからです。
CBT問題は外部に開示されないので、基本的に過去問がありません。
しかしQBに掲載されている問題はCBT本試験の問題を網羅しております。
ですから、QBでアウトプットしつつ分からない箇所をその都度インプットすることがおすすめです。
QBには約3000問が収載されているので、それらを全て理解することを目標としましょう。
また、CBTでは解剖生理のような問題も出題されるので、QAssist講義動画で押さえておきましょう。
CBT模試は受けるべきなのか?
私のおすすめは、どこの会社でも良いので1回は受けておくべきです。
CBT模試は多くの会社で実施されております。
模試を受けるにはお金もかかるので悩む方も多いです。
しかし、本番の感覚やパソコン操作に慣れるためにも1回は受けておくことをお勧めします。
どこの会社でも違いはありませんが、同級生が多く受けている模試だと比較ができて良いと思います。