人気病院から上位指名されるにはコツがある?初期研修マッチングについて

医学生生活のコツ
Profile
医学生プランナーあらいぐま

元ブライダルプランナー、結婚相談所職員として多くの方々の恋愛・結婚をお手伝いしてきました。
その後医療業界に進出。現在は医学生をしながら恋愛・結婚に悩める方のお手伝いをしております。
医学生に役立つ知識や恋愛・結婚について発信しております。

みなさんこんにちは。

この記事では初期研修病院のマッチングで病院から上位指名されるコツをご紹介します。

こんな人におすすめ

倍率の高い人気病院での初期研修を希望している

病院見学で自分をアピールしたい

病院見学でやらかしてしまわないか心配

オンライン説明会に参加する

まずはオンラインで開催される病院説明会に参加しましょう。

レジナビやマイナビ、イーレジなど様々な会社がありますが、おすすめはイーレジです。

なぜならイーレジでは医学生も顔出しして研修医と対話形式で質問できるからです。

ここで研修担当者に顔と名前を覚えてもらえれば、その後の見学や面接へとスムーズに繋がっていきます。

オンライン説明会では一般的な研修プログラムの説明があり、その病院のイチオシポイントが紹介されます。しっかりメモしておいてください。

メールの返信は24時間以内を意識する

オンライン説明会でイチオシポイントをメモしたら、それを理由に病院見学を申し込みましょう。

【病院見学後のお礼メールは必須?】病院マッチングに必須のメール術大公開
医学生なら誰もが経験する『病院見学でのメール』を送るタイミングとその内容をお話します。メールの良し悪しがマッチングの結果を左右するという噂もあります。この記事を読めば初期臨床研修担当者に好印象を与えるメール術を知ることができます。

メールの返信は24時間以内に行うと好感度アップです。

なぜなら、一般企業では新卒研修で『メールの返信は24時間以内に返すことを意識せよ』と習うからです。

学生でこれができる人は少ないので、逆にこれができるだけで好感度が上がります。

とはいえすぐには返信できない内容もあると思います。

そんな時は

『確認致しますので1週間ほどお待ちいただけますと幸いです。』

と言ったように、いつ頃返信しますというメールを送りましょう。

これを送るだけで相手は「ちゃんとメールを見てくれている」と安心します。

期間は実際より少し長めに言っておきましょう。

例えば、「回答まで1週間ほどかかります」と答えていた内容を5日で回答したとしましょう。

受け取り手は「頑張って急いでくれたのかな」と良い印象を持ってくれます。

逆に回答期間を過ぎると「期間は過ぎたのにまだ返信が来ないな」というマイナスの印象となってしまいます。

【病院見学後のお礼メールは必須?】病院マッチングに必須のメール術大公開
医学生なら誰もが経験する『病院見学でのメール』を送るタイミングとその内容をお話します。メールの良し悪しがマッチングの結果を左右するという噂もあります。この記事を読めば初期臨床研修担当者に好印象を与えるメール術を知ることができます。

病院見学は2回以上行く

病院見学は最低でも2回行くと良いです。

よく「見学回数は採用に関係あるのか」という質問に対して、「うちの病院は見学回数は採用と関係ありません」というやりとりがあります。

確かに形式上は関係ないのでしょう。

しかし採用側も人間です。

マッチング面接は病院側が一緒に働きたい人間を採用するので、見学回数が多く熱意のある人には良い印象を持つものです。

見学の際には積極的に質問するなど熱意を見せましょう。

病院によっては回数に制限があるので、その場合はMAX回数行きましょう。

余談ですが、見学回数の多さに関わらず6年生で見学に行くことをおすすめします。

1個上の先輩研修医と仲良くなれそうか確かめてから受験しましょう。

服装や言葉遣い、見学時の態度に気をつける

病院見学では全てが採点対象だと思っておいてください。

挨拶はもちろん全てのスタッフに行いましょう。

スーツ、ワイシャツ、靴、白衣等は綺麗なものを用意してください。

病院見学・マッチング面接時の服装について
医学生の病院見学やマッチング面接時の服装についてご紹介します。正しい服装でないとマイナスイメージを持たれてしまうこともあります。この記事では病院訪問時、見学時、マッチング面接時それぞれの服装についてご紹介します。
医学生のポリクリでおすすめのスクラブ・白衣ブランド
スクラブ・白衣を手がけるブランドは数多くあります。その中からポリクリで着ていくべきブランドをご紹介します。テーマは学生や医師に人気で悪目立ちしないことです。充実したポリクリLIFEを送るためにも服装からこだわっていきましょう。

見学時は背筋を伸ばし、丁寧な言葉遣いを心がけてください。

医師から医学に関する質問をされることもあるでしょう。

わからなくても自分の考えを述べるようにしてください。

「わかりません」でも良いので沈黙は避けましょう。

メモ帳と鉛筆を持ち歩いて医師の話をメモをとりながら聞くと面接のネタをゲットできます。

メモを取る際は一言断りを入れるようにしてください。

見学時は積極的に質問する

先ほども書きましたが、質問したりメモを取るなどの積極的な姿勢は高評価です。

「あまりガツガツするのは嫌われるかな」と思う方もいるようですが、ちょっと前のめりになるくらいがちょうど良いです。

人には『返報性の原理』があるので、こちらが積極的な姿勢を見せれば相手もそれに応えてくれます。

こちらが好感を持って接すれば相手も同じ気持ちになります。

【医学生必見】病院見学で絶対聞くべき質問9選
医学生時代に20以上の病院見学を行った筆者が厳選した、病院見学の際に絶対聞くべき質問を9選をご紹介します。これを聞けば普通の見学では知ることのできない病院の内情まで垣間見ることができ、なおかつ研修担当の先生からも高評価間違いなしです!!

面接では自分の言葉で話す

マッチング面接では、鉄板の質問で『なぜうちの病院を選んだのですか?』というものがあります。

ここで、複数回の見学を行いたくさんの質問をしている学生は強いです。

自分が見学時に感じた魅力的な点を話せば良いだけです。

これはインターネットやパンフレットを見ただけでは話せないオリジナリティあふれる内容です。

見学にも訪れているので言葉にも説得力があります。

以上6点を意識しながらマッチング対策を行いましょう。

そのほかにも記事を書いているので参考にしてみてください。